CO2ゼロの産業廃棄物処理事業
亜臨界水を用いて、焼却処分ではなしえなかったCO2ゼロの産業廃棄物処理を実現。
汚泥、木片、医療用オムツなど、約50種類の産業廃棄物に対応可能。また処理後には付加価値の高い資源(水素・電気・肥料など)を創出できます。
循環型社会を加速する産業廃棄物処理方法です。
PFAS除去事業
発がん性をはじめ様々な健康被害のおそれがあるPFAS。日本全国の水道水や河川から、基準値の100倍以上のPFASが検出され始めています。
亜臨界水総合システムを用いて、PFASゼロゼロを実現。国際特許も取得済みで、両有害物質除去の実証実験を行った世界唯一の会社です。
技術内容
亜臨界水=温度が374℃・圧力が22MPa以下の高圧な熱水
亜臨界水とは水の臨界点(374℃・22Mpa)よりも低い近傍領域で液体でも気体でもない状態を指します。
亜臨界水が持つ加水分解の性質を利用することでCO2ゼロの産業廃棄物処理や付加価値の高い資源の創出、有害物質の無害化が実現可能です。


加水分解で有機物の分子を分解・無害化


亜臨界水に有機物を投入すると、水分子が有機物の分子結合を切断し、より単純な分子に分解します。
この過程で生成された新たな物質は無害なものに変化。
多くの産業廃棄物や有害物質は加水分解を通じて安心安全な物質になります。
CO2・ダイオキシンを排出しない処理方法
焼却処理と比較して環境面・経済面・運営面に優れた処理方法です。
例えば環境面ではCO2・ダイオキシンを排出せずに処理が可能。経済面では初期コスト・ランニングコストが低い点。
運営面でも安全性はもちろんのこと、必要スペースや柔軟性に優れております。


地域貢献型のGX(グリーントランスフォーメーション)事例など
【実証実験】亜臨界水総合システムによるPFAS汚染除去
当社も所属するAホールディングスグループは静岡市さまとPFAS汚染除去の実証実験を行なっております。
昨年、Aホールディングスは亜臨界水総合システムによるPFAS汚染除去技術の研究および社会実装化に向けた連携、静岡市を拠点とした事業展開による静岡市のSDGs環境先進市の実現、亜臨界水総合システムによる世界中の環境問題の解決を推進することを目的とし連携協定を締結しました。

